引越しの見積もりを取ると、
「フリー便にすると安くなりますよ」
と言われることがあります。
しかし、
- フリー便って何?
- なぜ安いの?
- 何か裏があるのでは?
- デメリットはないの?
と不安になる方も多いでしょう。
結論から言うと、
フリー便は、時間指定をしない代わりに安くなる仕組みです。
怪しいものではありません。
ただし、向き・不向きがあります。
この記事では、フリー便の仕組みとメリット・デメリットを分かりやすく解説します。
フリー便とは?
フリー便とは、
作業開始時間を業者に任せるプランのことです。
通常の便では、
- 午前便(8〜10時開始など)
- 午後便(13〜15時開始など)
- 最終便(夕方開始)
と時間枠を指定します。
一方、フリー便は
「当日のどこかで開始」
という形になります。
なぜフリー便は安いのか?
理由はシンプルです。
業者側が配車効率を最大化できるからです。
① スケジュールを組みやすい
時間指定があると、
- その時間にトラックと人員を確保
- 前後の予定が制限される
という状態になります。
フリー便なら、
- 午前便が早く終わればすぐ開始
- 遅れれば後ろに回す
と柔軟に組めます。
② 待機時間が減る
指定便では、
「その枠のために空けておく時間」
が発生します。
フリー便ではそのロスが少なくなります。
③ 残業リスクが減る
夕方指定便の場合、
必ず残業が発生する可能性があります。
フリー便なら、
業者が最も効率の良い時間に組み込めます。
フリー便のメリット
✔ 料金が抑えられる
最大のメリットは価格です。
時間枠を“買わない”ため、
その分安くなるケースが多いです。
✔ 柔軟なスケジュールが可能
平日や繁忙期以外では、
かなり有効な選択肢になります。
✔ 業者側も合理的
業者にとっても無理のない配車ができるため、
作業がスムーズに進みやすい傾向があります。
フリー便のデメリット
もちろん、注意点もあります。
✖ 開始時間が読めない
これが最大のデメリットです。
- 午前中に始まるかもしれない
- 夕方になるかもしれない
当日まで確定しないこともあります。
✖ 予定が立てにくい
- 子どもの送り迎え
- 仕事の都合
- 新居の鍵の受け取り
などがある場合は注意が必要です。
✖ 繁忙期はあまり安くならない
3月・4月などは、
どの便でもトラックが埋まるため
割引幅は小さくなることがあります。
フリー便と午前便・午後便の違い
| 項目 | フリー便 | 午前便 | 午後便 |
| 開始時間 | 業者任せ | 朝固定 | 昼固定 |
| 料金 | 比較的安い | やや高い | 中間 |
| 予定の立てやすさ | 低い | 高い | 中間 |
最終便は残業代の影響で高くなる傾向があります。
フリー便はこんな人に向いている
- 日程に余裕がある
- 平日引越しが可能
- 時間にこだわりがない
- とにかく費用を抑えたい
向いていない人
- 当日中に必ず終わらせたい
- 子どもの都合がある
- 新築一斉入居など時間枠指定がある
- 夕方以降は避けたい
よくある質問
Q. フリー便だと後回しにされますか?
A. 優先順位が下がるというより、
効率的な枠に組み込まれます。
Q. 荷物の扱いが雑になりますか?
A. いいえ。プランによる作業品質の差は基本ありません。
Q. 何時頃に連絡が来ますか?
A. 前日または当日の朝に目安連絡が来ることが多いです。
現場目線での本音
フリー便は、
合理的な仕組みです。
ただし、
「安いから」という理由だけで選ぶと後悔します。
時間に余裕があるなら有効。
時間がシビアなら指定便。
これが基本です。
まとめ
フリー便とは、
時間を指定しない代わりに料金を抑える仕組みです。
メリット:
- 安くなりやすい
- 配車効率が良い
デメリット:
- 開始時間が読めない
- 予定が立てにくい
自分の状況に合わせて選びましょう。
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